ガラシャの憤怒
あぁ。あいつらは魔女だ。魔女なのだ。細川家の忍びに面妖な妖術を使う物が父の謀反を行った時の様子が見れる妖術を使って見せてくれたおかげで分かった。
あれらは魔女だったのだ。
私の父明智光秀が謀反を引いたのは父の意思ではなかった。
今思えば父はたまにぼうっとしていた時があった。そして毎回近くには同じ豊臣お抱えのくノ一がいた。いくらうまく変装しようと、同じ女なら分かる。あれらは同じ女だった。
そして、教会から送られた書物の中に魔女と呼ばれる南蛮の妖怪がいるという。
そいつらの使う妖術の中には対象を傀儡にするものもあるという。
許せない...許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない許せない!...殺す。殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!
魔女は一人残らず殺さなくてはならない。そして、私には種が与えて下さった力がある。
私が洗礼を受けた次の日に枕元に十字架が置いてあった。
そして、その十字架に触れた時、その十字架の力と使い方について知ることが出来た。
魔女は南蛮人なのならばキリスト教を信仰している。
ならばあのサル(秀吉)のやり方を真似してやればいい
さぁ魔女どもよ。貴様らが屍をさらすのはそう先のことではないぞ!
「は、はは、はははははははっははははっはは」
彼女の笑う姿を見る者が見れば口を揃えてこう言うだろう
「あいつは魔女だ!」と